メディカルフォースマガジン

美容クリニックの採用難の対策を紹介!応募数×採用率を最大化しよう

こんにちは。メディカルフォースマガジン編集部です。

美容クリニックの経営において、頭を悩ませる要因の1つがスタッフの採用です。特に看護師は人手不足のため、採用するのは困難です。

そこで今回は、看護師の採用に困っている美容クリニックの経営者向けに、採用を成功させるコツをご紹介します。

本記事を読むことによって、

  • 美容クリニックにおいて看護師を採用できない根本的な要因
  • 美容クリニックにおいて看護師を採用するコツ

について知ることができます。

看護師を採用できない原因を特定しましょう

看護師を採用できない状況には必ず要因があります。

美容クリニックに限ってのことではありませんが、採用に困っている事業所で多くみられるのは、原因を特定せずにとにかく闇雲に施策だけ実行してしまうことです。

例えば、以下のように、採用できていない要因を細かく分析していない結果として誤った考えをしてしまうケースがあります。

  • 人が集まらないからお金を払って人材紹介を使おう
  • 媒体に求人を出せば勝手に応募が増えるのではないか
  • クリニックのHPに求人を載せてるところも多いからそれを真似すれば採用できるのではないか

もし要因を特定せずに上記の取り組みを行った場合、応募数が増える一方、最終的な採用に繋がらないなんてことになる可能性があります。

では、要因をどのように特定していくのが良いのでしょうか。

まず、採用人数は以下の方程式で算出することができます。

採用人数=応募数×採用率

そのため、採用人数が目標数値に満たない場合は、

  • 応募数が少ないのか
  • 採用率が低いのか

このどちらか、もしくは両方が要因になります。

応募数も少なく、採用率も低いという両方の要因がある場合は、まずは応募数の問題を解決していくのがベターです。

当然ですが、そもそもの応募数の母数が確保できていないと採用人数を増やすことはできません。

具体的な改善方法は次章以降で説明いたします。

応募数を増やすコツ

大半のクリニックが最も頭を抱えるのが、「応募数」に関する問題です。

では、どうすれば応募数を増やすことができるのでしょうか。

方法は主に以下の4つの方法があります。

①HPに求人情報を掲載する

自院のクリニックのHPに求人情報を掲載する方法です。もちろん、費用は無料です。

HPから応募する求職者はほとんどの場合、HPをみてから応募するため、ある程度クリニックのことを理解して興味を持ってくれている状態と考えられます。

そのため、質の良い求職者の応募を集めやすいと言えるでしょう。

ただし、そもそもクリニックのことを知らないとHPにも辿りつかないため、未認知層に対してはアプローチすることができません。

②ハローワークに求人を出す

ハローワークは厚生労働省管轄の施設であるため、掲載は無料です。

ただし、あくまで掲載するだけであるため、求人媒体のように担当者からアドバイスをもらえたり、HPに求人情報を掲載する場合のように求職者がクリニックのことを理解してくれるわけではないのが注意点です。

また、近年ではハローワークを活用する求職者は減ってきているためこれ単体での募集は効果的ではありません。

掲載が無料のため、あくまで補助的な手段と捉えておきましょう。

③求人媒体を活用する

現在では、掲載課金型の大手の求人媒体から看護師専門の求人媒体まで幅広く求人媒体が存在します。

さらに、CMで話題のIndeedを中心とした求人検索エンジンも主流になりつつあります。

Indeedを活用した看護師の採用方法については下記の記事を読んでみてください。

美容クリニック開業医必見!話題のIndeedで看護師を効果的に採用

④紹介会社を利用する

紹介手数料をクリニック側が負担することで、人材紹介会社が求職者を紹介してくれます。

しかし、紹介会社の質によってはクリニック側が採用したい人物像とは異なる求職者を紹介してくることもあるので注意が必要です。


筆者のおすすめすは、③の求人媒体から始めて徐々に①で応募が来るような状態をつくることです。

開業したばかりや知名度の低いクリニックの場合はHPに求人情報を掲載しても、ほとんど見られることはないでしょう。

最初に費用はかかりますが、求人媒体を利用することでまず認知を獲得し、知名度を上げていけばHPに訪問してくれる状態をつくることも可能です。

特に、看護師専門の求人媒体などは、SEO対策も実施しているところもあり、求職者が検索したときに、あなたのクリニックが上位に表示される可能性があります。

そこから知名度や認知の向上につなげることも狙えるでしょう。

採用率を上げるコツ

続いて、採用率を上げるコツをご紹介します。

前章のコツを理解して、応募総数を増やすことができてくれば、採用率をあげていくことの重要度が高まります。

採用率=採用人数/応募総数で算出されるため、採用率を上げるには、採用可能人数を増やすか、応募総数を減らすかのどちらかです。

採用人数を増やす場合は採用条件を緩和し、応募総数を減らす場合は、求人の応募条件を厳しくすることが求められます。

それぞれ下記で詳しく解説します。

①採用条件を見直し、緩和する

既存の採用条件を見直し、採用条件を緩和することで採用人数を増やす方法です。

特に、採用開始時から時間が経過し、採用条件の見直しを行っていない場合は、特におすすめの方法です。

採用開始時と現在では、勤務している看護師の共通点や活躍している看護師の条件に変化が起きていることが多く、適切な採用条件になっていない可能性が考えられます。

今一度、勤務している看護師の条件を洗い出し、採用条件を見直してみましょう。

②求人の応募条件を厳しくすることで「無駄」な応募数を減らす

応募のハードルを上げることで、採用の入り口を狭くして応募の質を高める方法です。

応募は多く集まっているが、なかなか良い求職者に出会えず採用に至らず時間がかかってしまっている場合におすすめです。

応募条件を厳しくすることで、採用要件に至らない応募を減らし、無駄を省くことができます。

【まとめ】まずは要因を特定し、適切な施策を検討しましょう

本記事では、美容クリニック向けに、看護師を採用できない要因、採用を成功させるコツについて紹介しました。

採用がうまく行っていない問題に対して、手当たり次第に流行っている施策や、おすすめされた方法をやって解決しようとするのはナンセンスです。

問題を解決するために最初にやるべきことは要因を特定することなので、まずはご自身のクリニックの採用状況を分析してみましょう。その後、要因を解決する施策を実施していくことがおすすめです。

今回は以上です。


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