美容クリニックのDXを推進！デジタル問診票導入のメリット・注意点

2021年9月12日

こんにちは。メディカルフォースマガジン編集部です。

昨今、DX（デジタルトランスフォーメーション）という言葉をよく耳にするようになりました。

DXとは、「デジタルを効果的に活用することでビジネスの仕組みを再構築すること」です。つまり、デジタル化を通してより効率的な経営を行うための仕組みを作ることです。

美容クリニックにおいては、「デジタル問診票」がDXを推進する1つの手段となります。

多くの美容クリニックにおいては、依然として紙の問診票が使われている現状です。

本記事では、問診票をデジタル化することでどんなメリットや注意点があるのかについて言及していきます。

デジタル問診票を導入するメリット

まずは、問診票をデジタル化する3つのメリットについて紹介します。

最も大きいメリットは、美容クリニックの現場スタッフの負担を軽減できる点です。

紙の問診票では、患者様の来院時に記入した問診票を、カルテに転記する作業が必要になります。

その際に、文字の読み間違いなどで写し間違えるミスが発生するリスクがあります。

デジタル問診票を使えば、患者様がスマホで問診票に記入した内容を直接カルテに反映することができるため、ミスは発生しません。

もちろん、カルテへの転記の時間や問診票そのものの管理の工数がなくなるため、業務コストの削減にも繋がります。

デジタル問診票は、美容クリニック側だけではなく、患者様側の負担も軽減できます。

紙とペンではなく使い慣れたスマホで記入できる方がラクだというのはもちろん、デジタル問診票のリンクさえ送れば来院前に記入を完了することができます。

美容クリニックまでの移動時間や患者様の都合の良いときに書いてもらうことができるため、ストレスなく記入を完結できます。

紙媒体だと内容を変更する場合に再度印刷をしなければならず、それまで印刷した用紙は廃棄しなればなりません。

一方でデジタル問診票であれば、カスタマイズしたいときに、デバイス1つで簡単にカスタマイズすることができるというメリットがあります。

問診票に予約した施術や回答内容によって質問を変える、といった工夫を施すことができれば、患者はストレスを感じることなく回答することができるようになるでしょう。

また、紙とは違って記入範囲に制限がないため、十分な質問項目を設けることができることも嬉しいポイントです。

デジタル問診票を導入するデメリットは、特にありません。

強いていうのであれば、導入・運用に費用がかかるという面くらいでしょう。

ただし、問診票だけ電子化しても十分に恩恵を得られない可能性がある点は抑えておくべきでしょう。

デジタル問診票をDXを推進する手段の1つですが、問診票だけをデジタル化しても院内業務全体の効率化に大きな影響あるとは言い難いです。デジタル問診票がカルテや予約と連携・連動できないと先述したメリットを得られないためです。

そのため、効果的に美容クリニックのDXを推進するためには、電子カルテやデジタル問診票などを一気通貫で実現できることが重要です。

しかし、電子カルテを導入したからといって必ずしも問診票がデジタル化できるというわけではありません。むしろ、多くの電子カルテサービスはデジタル問診票に対応しておりません。

特に、美容クリニック向けのサービスで電子カルテやデジタル問診票などの機能をすべて実現できるのは、「medicalforce」だけです。

美容クリニック向けのAll in Oneクラウドであるmedicalforceは、デジタル問診票と電子カルテが連携するのはもちろん、予約・会計・在庫もまとめて管理することができます。

さらに、経営数値が自動で集計・可視化されるため、美容クリニックのDXを推進し、売上UP・業務効率化を実現することができます。

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これまでデジタル問診票をテーマに、デジタル問診票を導入することで院内業務がどのように効率化されるのかについて解説してきました。

前章でも言及していますが、問診票だけをピンポイントでデジタル化するだけでなく、カルテや予約といった機能も連携・連動させることが重要です。

効果的なツールを駆使してDXを実現し、効率的な美容クリニック経営を実現しましょう。

今回は以上です。